ロコモティブシンドローム

新年の慌ただしさも納まり、寒さが身に染みる今日この頃、

さてみなさん、今年の目標 は決まりましたか?
まだ なんとなくぼんやり…
筋肉はつけたいけど… よく分からないわ~
といった方に 具体的な目標 として参考にして頂ければと思います。

ロコモ という言葉を耳にしたことがある方もいらっしゃると思いますが、ご存じでしょうか?
ロコモの定義(JOA)
運動器の障害により移動機能の低下をきたした状態、進行すると要支援、要介護となるリスクが高くなる

この状態を ロコモティブシンドローム (運動器症候群)と呼んでいます。

暖かい家の中でゆっくり コタツに入ったら抜け出せず、なかなか運動、散歩も気が進みませんよね…
冬の間に運動不足、筋力落ちていませんか?

ここでは3つのロコモ度テストのうち、簡単に確認できる 立ち上がりテスト をご紹介します。                  主に、下肢筋力(垂直方向の移動能力)を調べます。

1⃣ 両脚で20cmの高さから立ち上がれない場合 ⇒ ロコモ度Ⅱ                      移動機能の低下が進行し、自立した生活ができなくなるリスクが高くなっている状態です。

2⃣ 片脚(左右)で40cmの高さから立ち上がれない場合 ⇒  ロコモ度Ⅰ                   移動機能の低下が始まっている状態です。筋力低下やバランスが落ちている可能性があるので                                                          運動を習慣づける必要があります。

 

 

 

 

 

いかかでしたか?立ち上がってしっかり3秒間保持できましたか?

順次椅子の高さを変更し(40cm→30cm→20cm→10cm)現状把握してみるのもおすすめです。もし難しかった場合には、改善を目標として挙げてみてもいいかもしれません。

身体が若返るチャンスですよ~。

早期からロコモ度を把握し、いつまでも若々しい身体を保ち将来要支援、要介護状態にならないよう、ロコモ対策(スクワットや片脚立ち運動を中心とした筋力強化運動)を行うことが重要です。

かかず整形外科
リハビリテーション科

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