2025年6月号 片脚立ちのふらつく例

今回は片脚立ちの際にふらつきやすい、代表的な4つの例について解説します。

① 体が傾いている

 

重心が立つ足へ乗りきれていないことが多く、お尻周りの筋力低下により支えきれずに体が傾いてしまうケースが多いです。おへそがしっかり立つ側へ移動するように重心移動を意識お尻、太ももの筋力を鍛えましょう。

 

 

②骨盤が傾いている

一見キレイに立っているように見えますが、お休みのポーズになっています。押されたらフラッと倒れやすいです。

お尻、太ももの筋力を意識し、骨盤を水平に保ちましょう。

 

 

 

③ 膝がねじれている(外側、内側に曲げてしまう)

太ももの筋力の弱さ、アンバランスから膝に負担がかかりやすい状態です。また膝でバランスをコントロールしているかもしれません。太もも、お尻の筋力、足首でのバランス制御を鍛えて膝の負担を減らしましょう。

 

 

④ 足の指に頼りすぎる

ふらつきを足の指で制御しています。使いすぎるとアーチの崩れ、足の裏の痛み等、足部のトラブルが生じやすいかもしれません。体重は踵、母趾球、小趾球の3点で支えましょう。太もも・お尻~お腹の筋力で安定性を高め、ふらつきを最小限にすることが大切です。また、腹筋、背筋が弱く、前のめりの姿勢になっているケースも多いのが特徴です。

 

 

理想的な片脚立ち  とは…】

支持脚への重心移動 ②支える適切な筋肉  ③必要以上に力が入りすぎない  ことがポイントです。

つまり…◇おへそが支持脚の踵上へ移動 ◇肩甲骨、骨盤の高さが水平

ぜひ理想的な片脚立ちで60秒を目標にしてみてください!!

 

 

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